1986-05-14 第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
その概略を申し上げますと、二万点以上の保存をしておりますのは、稲、それから大小麦・麦類、それから牧草・飼料作物、これらはそれぞれ現在二万点以上の保存点数がございます。そのほか、例えば豆類等は約一万点、野菜等も約一万点でございます。
その概略を申し上げますと、二万点以上の保存をしておりますのは、稲、それから大小麦・麦類、それから牧草・飼料作物、これらはそれぞれ現在二万点以上の保存点数がございます。そのほか、例えば豆類等は約一万点、野菜等も約一万点でございます。
特に畑作の振興の問題とあわせて大小麦、大豆、そういう一つの飼料作物への転換方策というものをやはり大規模にとらえて政策を進めるべきではないだろうかと、このように感ずるわけでございます。
○説明員(北野茂夫君) 飼料用穀類につきましては、大小麦、燕麦等の麦類あるいはトウモロコシ、ソルガム等について現在研究をやっておりまして、品種改良もかなり進みまして、相当成果を上げ新しい品種もできておりますし、機械化、省力栽培も、ソルガムを除いてはおおむね完成しております。
これは日本農業新聞でありますが、日本農業新聞が調べたところによりますと、昨年一年間で大、小麦合わせて二十九の商社が約五十三億円のマージンを上げておると推定されるというんですね。莫大な利益ですよ、五十三億。しかも、この二十九社のうち上位五社がその五割を占めておる。シェアの面からいってそうなんですね。ですから、利益の面でもマージンの面でもやっぱりそういうことになるわけです。
先ほども陳情がありましたように、飼料の問題でも、もう古々米を払い下げるあるいは大小麦を払い下げるということが、すでに政調のほうできまっておる。ところが、なかなか——それを、もう四月といっても、ここ余すところ二、三日、それでまだそれがきまらないという、これは私は情けないことだと思います。
○堀本宜実君 さっきおいでになる前に政務次官にお願いをしておいたんですが、いまここへ参りまして話を聞いておりますと、例の古々米の問題、大小麦を飼料に落とす問題等、なかなか手間が要るような印象を受けたのです。
たとえば大小麦のごときものを考えてみましても、支持価格制度一本でこれをやることはきわめて困難である。支持価格一本でやりますと逆ざやの現象が起りまして、なかなかこれを擁護し切れない。これに関税という一つの障壁を設けて、その上に立っての支持価格制度でなければいけないのではないか。ことに補作振興等を考えた場合に、何といっても畑作の大宗の大小麦に相当なウエートを置かなければならないと考えるのであります。
○藤枝政府委員 これは、すでに御承知の通りに、農産物に関する日本とアメリカ合衆国との間の協定の条文には、ただいま申し上げましたように大小麦、米、綿花、葉タバコ、こうしたものがあげられておりますので、その点から申しますと、何を買ってもよいというようなことは、ちょっと私どの理解いたしかねるのであります。
○藤枝政府委員 決算委員会における通産大臣の御答弁につきまして、私は実は伺ってないので、はっきりどういう御意図でそういう御答弁なすったかわかりませんが、私どもの了解いたしておりますのは、ただいまおあげになりましたように大小麦、米、綿花、タバコ、これを買い入れるということを了解いたしておる次第でございます。
余剰農産物の内容は、綿花であり、大小麦であり、ないしは米をも含むと聞いておりますが、この中に乳製品等を含んでおらないか。酪農危機の叫ばれる今日、この点を軽々にわれわれは見過すわけには参りません。問題は日本の麦作に対する圧迫であり、今日といえども外麦値段は内地小麦をはるかに下まわつております。
九戸郡大野村におきましては、水稲半作に対し、ひえは二分ないし三分の実りにすぎないといわれ、また小軽米村におきましては大小麦はほとんど収穫皆無であり、このために損害評価に食違いを生じ、今なお共済金の支払いが決定をいたしておらないという有様であります。
○金子委員 この問題は、大、小麦ともに麦の加工の施設、設備という問題がありますので、米のように単純には参りませんけれども、これは今年の米の状態から言いますと、この点をもう少し積極的におやりになつて、ただ申入れがあつたから、それから送つたという形でなくて、当然これは食われるものでありますから、もう少し積極的に、東北、北陸等米産地の現地に政府の手当した麦を置きまして、そうして品物を見せておいて、できるだけそれを
○森田豊壽君 御配付願いました書類の中の「昭和二十八年産主要食糧農産物生産見込高」、かねて私からいろいろ各種農産物の食糧に関連のある農産物に対しての生産見込額を一時も早く知らして欲しいという私の希望したこの書類を出して頂いたことを感謝いたしまするが、この表で見ますると、今年の水稲、陸稲から大小麦を初めといたしまして、いわゆる雑穀に属する「なたね」に至るまで二十一ばかり羅列してあるわけでありまして、この
よつて、大小麦並びに裸麦の生産者は、その生産したものを自己消費以外の目的で加工の委託をするときたは、委託前に国の検査を受けしめ、また米麦または精米の売買加工を業とする者は、未検査の米麦等をその生産者から買い取り、売渡し委託、加工委託を受けることができないようにしましたのが改正点の第一であります。
郡下の大小麦の作付面積は三千九百七十五町歩ですが、被害面積は三千七百四十町歩、収穫は全体の七割に当る約二万石減と見込まれております。勿論桑も、馬鈴薯、菜種、果樹等も被害を受けましたが、麦は一応出穂などが見られたため発見が遅れ、いわゆる凍霜害対策から取残された感があり、郡自体としてもいささかあわてているようであります。
ところが今度は、主食の重要なる一翼である大小麦も統制を撤廃されるとようような形になつて来て、米穀を除きましては、農家の作物のほとんどすべてが、差押えをすればできるというふうな状況になつて来た。こうなりますと、農家に対する金融というものは、貸した金がとれるという面から、金融関係の人々、あるいは小銭を持つている人々等が金を貸して来るというような形が出て来ようと思うのであります。
○飯島連次郎君 次に只今長官の、将来の問題に関連してお尋ねしたいと思いますが、それは農業倉庫を建設することに関しましては、先般、前の根本農林大臣が全国の販連会長会議で農業倉庫建設に関する補助金を出すということを曾つて言明したことがありますが、これは倉庫を完全にして保管をする、つまり現在は倉庫が極めて不完全であるが故に、大体概算をして見ますというと、少くとも国産の大小麦の保管において政府が指摘しておいでになるように
私は現在畑作二町八反、これに大小麦、かんしよ、陸稻ときわめて平凡な主穀式の経営でございます。水田はわずかでございまして、五反八畝、いずれも混田、一毛作田で、植田栽培でなくつみ田栽培といいまして、五月の二日、八十八夜を中心として直接まきつける方法でございます。家族は六人の働き手で、私たち夫妻、長男夫婦とさらに次男の夫婦の三夫婦でございます。
こういう状態であるから、もはや大小麦は統制撤廃の時期に至つたというふうに申しておるのであります。しかしながらそれは単なる偶然的なる現象でありまして、大小麦の統制撤廃をするところの深き根拠をなすものではないということは十分に言い得るわけであります。
そういたしますると、大体五箇年計画は達成できるとわれわれ思うのでありますが、むしろわれわれが考えておるのは、最近農村におきましては、米のやみだとか、あるいは大小麦のやみだとかいうことが少くなりまして、現金収入の面がなくなつた。そうなりますと、全国的に農村において換金農産物は繭が一番手近な問題だということになります。
こういう見地から、利根川のこの流域は、すでに西村先生御案内のように、まつたく帝都を中心とする特殊中の特殊地域でありまして、国の心臓部をなす東京を守る食糧基地であり、水の基地であります、また米におきましては全国の一四%をとり、大小麦におきましては四四%を生産するこの利根川流域、これは大きな特殊的な地域であるという立場に私どもは立ちまして、そうしてこの法案を実はお願いしたわけであります。
そういう観点に立ちまして、今の利根川の流域は、大小麦は全国における四三%を生産するといい、米においても一四%を生産するという大きな食糧基地であるということをはつきり自覚しなければならないと思います。これがややもいたしますると年々歳々の水害によつて、荒漠地と変貌するということを憂えまして、実はそういう基盤の上に立つて、国家的見地からいつて、これを緊急に提出するゆえんがあると思うのであります。
ことに食糧の問題に対しましては、関東のこの土地においては米におきましても一四%、大小麦におましては全国の四三%を生産しておる重要な食糧基地であります。こういう食糧基地の持つ食糧源を確保し、増産するということが、ねらいの中心でありますので、これに対しましてはTVAとは違いまして、国家的な国策でなくてはならない。